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(注意喚起)他工事を原因とする波及事故の防止について

中部近畿産業保安監督部近畿支部
電力安全課
TEL  06-6966-6047〜6048

最終更新日:平成23年12月22日

 

 自家用電気工作物の破損等を起因とする一般電気事業者等への波及事故の発生は、当該需要家のみならず周辺需要家にも停電被害を及ぼすこととなり、社会活動にも多大な影響を与えています。通常、波及事故は電気工作物の自然劣化、老朽化を要因とする事故が大半を占めていますが、本年3月以降、建築関係工事中にケーブルを損傷させたことによる事故等、電気工事以外の工事並びに作業時において電気工作物を損壊させたことによる波及事故が相次いで発生しています。

 

 
■発生事例

○地質調査のための掘削作業中に誤って構内埋設ケーブルを切断し波及事故となった。

○草刈り機で地中ケーブル立ち上がり部を損傷、数日後損傷部分から湿気が侵入し、地絡し波及事故となった。

○防水工事業者が建物屋上の防水工事を行う際に、建物側面のプルボックス内の高圧ケーブルを誤ってサンダーにて切断した。出迎え方式であり、保護範囲外であったため波及事故となった。

○塗装工事業者が補修工事中に誤って高圧引込ケーブルを損傷し地絡した。保護範囲外であったため波及事故となった。

店舗改装工事中に建築会社の作業員が、ケーブル配管を撤去配管(空調用)と誤ってサンダーにて切断した。出迎え方式であり、保護範囲外であったため波及事故となった。

土木工事中に誤って地中埋設ケーブルを切断した。地絡継電器の制御線も切断されたため、構内柱上気中開閉器は動作せず波及事故となった。

店舗改装工事中に誤ってビスをケーブルに打ち込み地絡した。保護範囲外のため波及事故となった。

土木工事業者が掘削作業中に高圧ケーブルを切断した。地絡継電器の制御線も切断したため、制御信号喪失のため構内柱上気中開閉器は動作せず波及事故となった。


事故の原因は何れも電気工作物の存在を十分に認識せず誤って電気工作物を損傷させたことによるものであり、事前の打ち合わせ等対策が施されていれば防ぐことができたものと思われます。

電気保安担当者にあっては、事故防止のため、担当事業場における設備工事、作業の情報を速やかに収集するとともに、電力ケーブルなど電気工作物との接近干渉が認められる場合はできるだけ立ち会いし、必要により危険表示、養生措置など取り組みに努めてください。

       

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