中部近畿産業保安監督部近畿支部 > 事故災害事例   > 平成18年ガス事故事例

平成18年ガス事故事例

中部近畿産業保安監督部近畿支部 保安課
TEL  06-6966-6050(直通)

最終更新日:平成19年2月26日

平成18年 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
                   〔↑ クリックすると当該月の欄に移動します。〕

発生年月

事故の種類

事故の概要 原因 再発防止対策
H18.1 一酸化炭素中毒 文化住宅の被災宅の階上のお宅から警報器が吹鳴するとの通報により出動したところ、階下のお宅が原因と判明した。被災宅では事故が判明する2日前に不完全燃焼警報機能付きガス漏れ警報器が吹鳴しており、また、前日に倒れて怪我をしていたため病院に搬送したところ 一酸化炭素中毒と判明した。原因は、ガス給湯器内蔵の強制排気ファンが故障しており、経年劣化による熱交換器の目詰まりによりガス給湯器が不完全燃焼を起こしたが、排気がなされず室内に滞留したものと推定される。 維持管理不良 ガス機器の安全な使用方法、日常管理の必要性、ガス機器の異常時の使用停止等の周知
H18.1 供給支障 オール電化工事に伴う電気温水器設置工事中、水道設備業者が誤って灯外内管をグライダーで切断したところ、漏洩したガスに引火した。火災は水道設備業者により消し止められ、切断箇所にはパテがつめられていたが、ガスの漏洩が認められたため特定製造所のバルブにて全戸への供給を停止した。原因は、水道設備業者がガスが通っているガス管を通っていないガス配管と勘違いしたことによる。 他工事 他工事業者との事前協議及び立会の実施
H18.1 供給支障 集合住宅でマイコンメーターが点滅、遮断で受け付け。当該集合住宅と隣の集合住宅の2棟で供給圧力低下。2棟への引き込み管ガス遮断装置を閉止し、供給支障に至る。原因は本管の腐食孔からの差 し水 その他(差し水) 腐食導管の早期取替
H18.2 避難、交通困難 民家に車が突っ込み、灯外内管を破損し、ガスが漏えいした。事故車両が障害となって灯外内管付近でのガス遮断が不可能であったため、本管取り出し部分を掘削し、バルブ閉止でガス漏えいを停止した。警察の指示により付近住民約90名の避難と路面電車が一時運転を停止した。 その他(自動車事故)

H18.2 供給支障 他工事業者が工事中に供給管を破損しガスが漏えいした。安全のため特定製造所においてバルブを閉止し、供給停止の上、導管の改修工事を行った。供給停止:63戸 他工事 他工事業者との事前協議及び団地内巡回を強化する
H18.2 ガス漏れによる着火・負傷 従業員が業務用ガスレンジのオーブンの器具栓を誤開放してしまい、それに気付かずテーブルコンロを点火させたため、漏えいしているガスに引火し、その炎により顔及び手に火傷を負った。 使用ミス ガス機器の安全な使用方法等の周知
H18.3 ガス漏れ・引火による物損 炊飯器から延伸されたゴム管に取り付けてある迅速継手と当該迅速継手を接続している2口ペアガス栓の接続部から漏えいしたガスに小型湯沸かし器点火時の火が着火し、当該迅速継手、コンロのゴム管、小型湯沸かし器の前面樹脂カバーの一部等が焼損した。原因は、当該迅速継手がガス栓に完全に差し込まれいなかったため、ガスが漏えいしたものと推定される。 使用ミス ガス機器の接続具に関する安全使用等の周知
H18.3 ガス漏れ・引火による負傷及び物損 台所に設置されているガス漏れ警報器が吹鳴したため、その原因を確認する目的でコンロの点火つまみが開いていないか当該点火つまみの開閉操作を行った。その結果、キャビネット内に漏えいしていたガスに着火し、小爆発で開いたキャビネット型引き出しの隙間から吹き出した炎により顔に火傷を負うとともに、換気扇下部に取り付けてあったフィルター等が焼損した。原因は、キャビネット内に設置されていた検査孔付機器接続ガス栓の検査孔のボルトが人為的に外された後、何らかの原因により当該ガス栓のつまみが半開き状態となり、その結果検査孔を通じてキャビネット内にガスが漏えい・滞留したものと推定される。 第三者の過失 ガス漏れを感知した場合の措置方法等の周知
H18.3 ガス漏れ・着火による物損 一般住宅(戸建)の床下の一部を焼損。原因は、当該建物近辺への落雷による影響で、灯内内管に孔があき、漏えいしたガスに着火したものと推定される。 その他(落雷)

H18.4 避難 下水工事中の他工事業者から臭気通報を受け現場出動。調査の結果、支管の腐食によるガス漏れと判明し処置を行った。その間、現場付近にガス臭があったため、消防により災害防止のために附近住民20名に対する避難誘導が実施された。 自然劣化 ガス工作物の巡視、点検時にガス漏えいの有無を確認する
H18.4 供給支障 マンション付近の本管(ポリエチレン管)への差 し水による供給支障が発生(マンション1棟:35戸)。原因は、ポリエチレン管継手接続部の施工時の融着不完全による接合不良と推定され、当該箇所から地下水が侵入し、管内に水が溜まってガス通路の閉塞に至ったもの。 ガス工作物の不備(差し水 ポリエチレン管施工時の融着完了確認の徹底
H18.5 製造支障 特定製造所の容器交換を行った際、容器バルブを開け忘れたため、ガスを供給できなくなった。 ガス工作物の誤操作 特定製造所の巡視点検時に、容器バルブの開閉状態を確認する
H18.5 供給支障 本管水路下越し部への差 し水による供給支障が発生(集合住宅など:35戸)。管内に地下水が侵入し、水が溜まってガス通路の閉塞に至ったもの。 その他(差し水 漏えい検査の実施
H18.5 避難、交通困難 水道工事の試掘時に、中圧管から地上に分岐する立管を重機で破損。ガスが漏えいしたことから、消防と警察にて国道の交通規制を行うとともに、付近住民等45名が避難した。 他工事 ・立管の有無について、他工事業者への注意喚起漏れが発生しないよう、導管図面を改善
・試掘時の手堀り徹底
H18.5 一酸化炭素中毒 飲食店の湯煎器が不完全燃焼を起こしていたため、当該機器の使用を停止したが、その後厨房内が十分に換気されていなかったため、滞留していた一酸化炭素により従業員1名が 一酸化炭素中毒になったものと推定される。 点検・整備不良
換気不良
ガス機器の日常管理・点検の必要性等の周知
H18.6 避難 整地中の工事現場において、使用していなかった灯外内管の腐食部からガスが漏えいし、消防の誘導により付近住民10名が避難した。 自然劣化 漏えい検査の実施
H18.7 ガス漏れ・着火による物損 一般住宅(戸建)の外壁の一部を焼損。原因は、当該建物附近への落雷による影響で、灯内内管に孔があき、漏えいしたガスに着火したものと推定される。 その他(落雷)

H18.7 供給支障 5ヶ所ある特定製造所のうち、1ヶ所が土砂崩れにより倒壊し、集合装置等からガス漏れが発生した。土砂災害の再発の恐れ、付近の火気使用禁止のため及び他の特定製造所から供給されるガスの漏えいを止めるため、他の3ヶ所の特定製造所からのガス供給を停止した。 自然災害(土砂崩れ) ・特定製造所の設置位置周辺の地形、地質の確認、地質改良、防護壁等の土砂災害防止対策の検討
・高圧ホース部に放出防止装置を設置
H18.7 避難 野球場で、外壁に設置されていた不使用の灯外内管の腐食部からガスが漏えいし、観客を他の出口へ避難誘導した。 自然劣化 ・漏えい検査の実施
・不使用内管の撤去
H18.7 ガス漏れ・着火による負傷 業務用ガスレンジのオーブンを使用するため、器具栓を開放したが、すぐに点火せず、他の作業を行った後、点火操作を行ったため、オーブン内に漏えい・滞留したガスに着火し、従業員が顔に軽度の火傷を負った。 使用ミス ガス機器の安全な使用方法等の周知
H18.7 ガス漏れ・引火による物損 風呂釜内の部品の経年劣化による亀裂部から漏えいしたガスに種火が引火し、風呂釜を焼損した。 自然劣化 ガス機器の日常管理・点検の必要性等の周知
H18.8 ガス漏れ・着火による負傷及び物損 小型湯沸器に取り付けたアダプターのネジ部から漏洩したガスに当該湯沸器点火時の火が着火したことにより、当該湯沸器の一部が焼損するとともに、使用者が指に軽度の火傷を負った。なお、ネジ部からのガス漏れの原因は、湯沸器の接続ゴム管の取替作業時にネジが緩んだためと推定される。 施工不良 ゴム管取替時の注意事項(ガス漏れ確認等)の周知等
H18.8 ガス漏れ・着火による負傷 業務用ガスレンジのオーブンの種火に点火したと思ったが点火できていなかったため、再度点火操作中にオーブン内に滞留していたガスに着火し、従業員が顔に軽度の火傷を負った。なお、点火できなかった原因はオーブンの排気口が油で閉塞されており、排気が外部に出ることができない状態であったためと推定される。 点検・整備不良 ガス機器の日常管理・点検の必要性等の周知
H18.8 ガス漏れ・引火による物損 ふろ給湯器内のガス配管の腐食によりあいた穴から漏えいしたガスにふろ給湯器着火時の炎が引火し、小爆発を起こしたことにより、当該給湯器が焼損した。なお、腐食の原因は、機器内の水配管における微小漏れにより長期間ガス配管に滴下していたためと推定される。 調査中 原因の調査結果をもとに検討
H18.9 ガス漏れ・着火による負傷及び供給支障 集合住宅の排水管工事中に、ガス管を排水管と誤認し、電動ノコギリで切断していたところ、漏えいしたガスに引火し、作業員3名が火傷を負った。
二次災害防止のため、ガス供給を停止したことから、174戸の供給支障に至った。
他工事 ・表面に「ガス」と印字されたガス管の使用
・他工事における事前連絡・調整の徹底
H18.9 ガス漏れ・着火による負傷 一般住宅(戸建)の増改築工事中に、ガスが通じていないと思い込み、灯外内管を切断していたところ、漏えいしたガスに引火し、作業員1名が火傷を負った。 他工事 他工事における事前連絡・調整の徹底
H18.10 供給支障 他工事業者が歩道整備工事中、掘削機で埋設導管を破損し、ガスが漏えいした。破損時の瞬間的なガス噴出に伴う圧力低下(推定)により、破損箇所から下流側のマイコンメーターが遮断し、42戸が供給支障に至った。 他工事 「試掘によるガス管位置確認」とガス管近傍での「手掘り」の徹底
H18.11 避難 商店街通路において、埋設導管(タールピッチ巻鋼管、1953年埋設)の腐食部からガスが漏えいし、消防の誘導により、店員等15名が避難した。 自然劣化 腐食導管の早期取替
H18.11 供給支障 需要家からガスに着火しないとの通報を受け出動したところ、団地内の需要家102戸の供給圧力が低下していた。対象需要家周辺の調査の結果、導管(本支管、白ガス管防食テープ巻、1973年埋設)に水が侵入したことにより導管が閉そくしたことが原因であると判明した。
 当該団地においては、導管入替工事中であり旧導管を仮埋め戻しした際に、何らかの衝撃が導管の腐食箇所に加わったため孔が開き、地下水が侵入したものと推定される。
自然劣化、導管工事 ・導管工事方法の再確認
・腐食導管の早期取替実施
H18.11 供給支障 他工事業者がマンション1階の共用通路を補修工事中、舗装割りブレーカーで埋設灯外内管を破損し、ガスが漏えいした。二次災害防止のため、ガス供給を停止したことから、32戸が供給支障に至った。 他工事 他工事における事前連絡・調整の徹底
H18.11 避難、交通困難 他工事業者が家屋を解体工事中、重機で灯外内管を破損し、ガスが漏えいした。消防の誘導により、付近住民等6名が避難するとともに、隣接道路の通行規制が行われた。 他工事 他工事における事前連絡・調整の徹底
H18.12 供給支障 導管(白ガス管防食テープ巻、1980年埋設)の定期ガス漏えい検査によりガス漏えいを確認したが、建物の周囲が防水工事、塗装工事のための足場が組まれているなど漏えい箇所を特定するための掘削は不可能と判断し、安全を最優先して供給を停止した。供給支障:58戸
 漏えい箇所の特定が出来ないことから新たに導管を敷設し、工事完了後供給を再開した。
自然劣化 ・腐食導管の早期取替実施
・定期ガス漏えい検査の周期を短くする
H18.12 供給支障 埋設水道管からの漏水によるサンドブラスト現象により、ガス管に穴があき、管内に水が侵入したため供給支障が発生した。供給支障:47戸 その他(サンドブラスト ガス管と水道管の適切な離隔距離の確保
H18.12 ガス漏れ着火による負傷及び物損 ボイラーの都市ガスへの燃料転換のため、バルブの二次側にガス配管を接続する工事をしようとして、バルブの二次側に取り付けてあったプラグを外したところガスが漏えいした。その際、近くで溶接作業をしていた火花が漏えいしたガスに着火したため、その炎により、作業員2名が顔や腕などに軽度の火傷を負うとともに、ボイラー表面の塗装の一部が焼損した。 作業方法のミス プラグを外す際のバルブの閉止状態の確認、ガス漏えいの可能性が有る場所での火気厳禁などについての周知
H18.12 風呂釜の小爆発による負傷 シャワーを浴びようとして風呂釜の種火の点火操作をしていたところ小爆発が起き、その時の炎で瞼に軽度の火傷を負った。原因は、何らかの理由で種火が正常に点火しなかったため、点火ボタンを押し続けたことによりガスが流出・滞留し、その後、再度点火操作を行ったことにより滞留したガスに着火爆発したものと推定される。 不明 ガス機器の安全な使用方法等の周知
H18.12 ガス漏れ着火による物損 ガスファンヒーターを使用中に突然背面から火が出て一部を焼損した。原因は、ファンヒーターにゴム管を接続する際、誤った接続方法(迅速継手用のプラグにゴム管を接続)をしていたため、接続部からガスが漏えいし、使用中のガスファンヒーターの火が漏えいしたガスに着火したものと推定される。 使用ミス ガス機器の接続の安全な使用方法等の周知
H18.12 ガス漏れ着火による物損 ガスストーブを使用中にゴム管付近から炎が出たことにより、ゴム管、ガスストーブ、壁、絨毯の一部を焼損した。原因は、ゴム管から何らかの理由でガスが漏えいしたことにより、ストーブの火が着火したものと推定される。 不明 ガス機器の接続具の安全な使用方法等の周知
         
 

 【お問い合わせ先】

  中部近畿産業保安監督部近畿支部 保安課
    <住所> 〒540-8535 大阪市中央区大手前1−5−44
    <TEL> 
06-6966-6050   (直通)
    <FAX>  06-6966-6093    

Copyright (C) 2005 KINKI Ind.Safety All rights reserved.