今回の“NISAの業務紹介”のコーナーでは、核燃料サイクル(2)加工事業をご説明しました。 “プルサーマル”についてご紹介します。
プルサーマルとは、使用済燃料から回収されたプルトニウムに燃料成型加工を行いMOX燃料(※)に加工し、現在運転している原子力発電所(軽水炉:サーマルリアクター)の燃料として再利用することをいいます。(図1)
プルサーマルという言葉は、プルトニウムとサーマルリアクターを結び付けて作られた言葉です。
原子力発電所で3〜4年燃やしたウラン燃料(使用済燃料)の中には、燃料として使える新しく生まれたプルトニウムやまだ使えるウランが含まれています。
これを化学的に処理(再処理)し、これらを取り出し燃料成型加工することで、再び原子力発電所の燃料として利用することができます。
(※)MOX燃料(Mixed-Oxide):ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料、あるいはプルトニウム燃料といい、 使用済燃料から再処理施設で回収されたプルトニウムとウランを原子炉用の燃料として成型加工した燃料のこと。

ウラン燃料の濃縮度にもよりますが、プルサーマルによって使用済燃料から元の燃料の最大2〜4割に相当する新燃料を供給することが可能です。(図2)

プルサーマルは、貴重なエネルギー資源を有効利用するための取り組みです。